ソーシャルコーディングで geojson-vt を起こす

左右キー又はクリックで動かすことができるスライドショーです。フルスクリーン表示して頂いた方が見やすいかもしれません。

FOSS4G Advent Calendar 2014 の 2014-12-15 の記事です。

最近 geojson-vt の情報あり

→もっとコードっぽいものをエントリーしたい!

ソーシャルコーディングのツールを活用したプロセスを紹介したい!

github に handygeospatial/foss4g-advent-calendar-2014 というレポジトリを作成。

この作業をするには、github.com のアカウントが必要です。

gh-pages というブランチを作りました。github.io にホストしてもらうためです。

github.com の右カラムの「Settings」から遷移した設定ページで、Default branch を変更できます。これを gh-pages に変えておきます。

これで、レポジトリができました。

私の手元の環境では、GitHub アプリを導入しているので、 github.com 右カラムの「Clone in Desktop」をクリックしてレポジトリを持ってきます。

GitHub アプリでは、次のような画面でレポジトリをコントロールします。

ターミナルでもレポジトリに移動します。

ここでエントリを作成し、レポジトリに戻せば handygeospatial.github.io/foss4g-advent-calendar-2014 にエントリがホストされる、という目論見です。

プレゼン作成には、tmcw/biggie を使うことにしました。tmcw/big の関連ツールで、markdown でプレゼンを書き出すと、html ベースのプレゼンファイルを出力してくれるというツールです。

biggie には cli (コマンドラインインタフェース) が用意されていて、npm でインストールするということが、tmcw/biggie のページにかかれています。

npm がない場合には、node.js を導入する必要があります。

npm install -g biggie で biggie をインストールします。

cli の動作チェックをしてみます。

生成された index.html を開いてみると、確かに tmcw/big 流のプレゼンができていることが確認できます。

GitHub アプリにも index.html の生成が反映されています。動作チェックを兼ねてコミットしてみましょう。

Summary 欄に update とでも記入して Commit ボタンを押します。

Unsynced Commit が出てきました。右上の Sync ボタンを押して github.com のレポジトリに同期します。

Unsynced Commit が消えて No unsynced commit と表示されたら、同期が終了しています。

しばらく待つ必要がある場合がありますが、http://handygeospatial.github.com/foss4g-advent-calendar-2014/ にアクセスすると、先ほど biggie で作成したプレゼンがホストされていることが分かります。

これで OK です。

本格的にプレゼンを作成していきましょう。index.markedown で書き進んで biggie で index.html に変換する、というフローでいきます。

index.markdown をテキストエディタで書き進めていきます。

biggie による処理を Rakefile に記述しておきます。

これで、rake 一発でプレゼンをチェックできるようになりました。

これまで撮りためたスクリーンショットを使って、このプレゼンを作成していきます。

ここからが本題、geojson-vt の話です。

github.com/mapbox/geojson-vt

GeoJSON を JavaScript 処理系でタイル化するプログラムです。

ブラウザの JavaScript 処理系でも、node.js でも動作するプログラムのようです。

geojson-vt の動作を理解するために、国土数値情報(用途地域)神奈川県をブラウザで 表示するテストサイトを作成しました。

このエントリの前半で説明したのと全く同じプロセスで、handygeospatial/geojsonvt-ksj-site というレポジトリを作っています。

国土数値情報(用途地域)神奈川県の geojson ファイル(12MB)を geojson-vt を使って表示するサイトです。

地理院タイル(標準地図)を参考に敷いています。

小さなズームレベルでは単純化して表示するようになっていてこの速度、というのが凄いと思います。

お試しください。

http://handygeospatial.github.io/geojsonvt-ksj-site/

終了